分かってるけどできない心理学【意識と無意識:フロイトとアドラー】
『わかっているけど出来ないんだよ!』 これはだれもが感じる心の叫びです。 なぜいつも勉強したい夢に向かって努力したいと思っているのに怠惰に負けてしまうという事態が生じてしまうのでしょうか。
今回はその辺の悩める心理について考えていきたいと思います。
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意識と無意識(潜在意識) の関係
私たちは意識的には努力したいと思っても、心の奥の無意識ではそれを拒否していることがあります。 なぜこのようなことが起きてしまうのでしょう。
フロイトを中心とする古い心理学では、意識と無意識は明確に分離されていました。そして私たちの悩みや心の葛藤、あるいは神経症的な症状は、矛盾する意識と無意識が葛藤することによって起こるものとされていました。
しかし アドラーはこの考えを真っ向から否定しました。 相矛盾しているような意識と無意識も実は相互に協力しあって、目的に向かって協力していると提唱したのです。
例えば車の運転を例にとると、アクセルとブレーキの関係になります。 機能としては全く相反するものですがドライブ中はバランスよく協力して私たちを目的地まで連れて行ってくれます。
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本当はやる気がない
意識と無意識は実のところ協調し合っているというのがアドラー心理学の考えですから、
という心理は、本当はやる気がないという事なのです。つまり、甘えであって本気の本気にはなっていないのです。 分かっているけど出来ないというのは、単なる弱い自分の心の言い訳でしかないのです。
と自分自身に叫びましょう。
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