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諦めるな!絶望に屈することが最大の不幸である_【ファーブルの名言】

   

ジャン・アンリ・ファーブルは子供時代を貧困の中で過ごして、なんと14歳で家を出て働きはじめました。 そして長い貧しさや苦難、不運をくぐり抜けてやっと54歳のときにかの有名な昆虫記を世に出したのです。

そんな苦難に負けない諦めない彼の生涯を表すようなファーブルの珠玉の名言を紹介します。

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人生最大の不幸は、絶望に屈することである

まずは、ファーブルの次の名言を見ていきましょう。

あなたの不幸がいかに大きくても、
最大の不幸は絶望に屈することでしょう。
----- ジャン・アンリ・ファーブル

人生には時として八方塞がりになり、もうどうにもならないと感じる時があります。 それを人は絶望と言います。 絶望とは希望を見失ってすべてを諦めることです。

しかし、絶望感というものは個人個人の主観に大きく左右されます。 同じ人生の壁であっても、人によって乗り越えることができたり、あるいは挫折したりと人によって異なります。

その違いを簡単に言えば、諦めない心の強さによって変わってくるということでしょう。 極端なことを言えば 最後まであきらめない人には絶望はありません。

あるのは希望のみです。 ここからは絶望に屈しなかった偉人たちの例をいくつか参考に紹介しましょう 。

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1000回の失敗にも屈しなかった発明王エジソン

これは有名な話ですが、エジソンが電球の発明をするまでになんと1000回もの失敗を繰り返したそうです。 しかし、エジソンはその1000回の失敗にもめげず、ついに最後は成功することができました。

その時にエジソンが言った名言が次の言葉です。

1000回の失敗をしたわけではない、
1000のステップをへて電球が発明されたのだ。
------- トーマス・エジソン

エジソンの頭には失敗という概念がなかったのかもしれません。あるのは成功までの細かいステップであり、そのステップを踏むごとに成功に近づいているという実感があったに違いありません。

凡人は失敗するごとに絶望に近づいていると感じてしまいます。 これは失敗をどうとらえるかという自分の心の心的態度に全てがかかっているという事です。

どんな状況でも希望を持ち続ける_夜と霧 (ナチの強制収容所体験記 )

「夜と霧」という著作は、ナチの強制収容所の体験記録として最も有名な本です。ウィーン大学教授であり、心理学者である著者ヴィクトール・フランクルの過酷なアウシュビッツ体験記です。

アウシュビッツでは9割以上がガス室に送られて殺されたといいます。そんな絶対的絶望の中で、希望を失わずに最後の最後まで諦めずに脱出するという奇跡的な実話です。

その中で、強制収容所の中にはどんな極限状態でも、その人間性を失わなかった人たちがいたと書かれています。その囚人たちは、過酷な状況にあっても時には演芸会を開いたり、音楽を楽しんだり美しい夕焼けを見て感動したりしていました。

それを見たフランクルは、人間には創造する喜びと、愛や美、真理などを体験する喜びがあるのだと考えました。でも、過酷な運命に心が打ちのめされていては、こうした貴重な喜びを感じることはできないと考えたのです。

どんな状況であっても自分の運命に毅然とした態度で向き合い、現在の一瞬一瞬を大切にすること、これこそが人間の生きがいに繋がると考えたのです。そのためには絶望に屈することなく希望に向かい、 今この一瞬を大切に生きることが必要なのです。

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全てはあなた自身に任されている

絶望という現実は ありません。 それはあくまでも個人の主観によるものです。過去の成功者や偉人が示したように挫折や失敗を経験値と考えるか、あるいは絶望と考えるか、その差だけです。

失敗や逆境は、成長するための勉強でありエネルギーなのです。 それを知っている人たちの辞書には『絶望』という文字はありません。 同じものを見てもそれを「絶望」と捉えるか、「希望」と捉えるかはすべてあなたに任されているのです。

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 - 幸福論, 悩みの解決