kazuosite☆心理学から学ぶ人生のいろはにほへと

心理学は心の働きを分析する科学です。私たちの幸福も心の働きによって決まります。このサイトでは人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになる心理学や哲学等の自己実現をテーマにお話しを紹介していきますね。

【人付き合いが超苦手】人間関係がうまくいかない人の4つの特徴

      2017/04/11

私たちの社会は家族、学校、職場、自治会など全て人間関係で成り立っています。結果として私たち個人も組織も国家も人間関係が良好でないと幸せになれません。そんな中で付き合いが苦手で苦しいと悩んでいる人がたくさんいます。

本人はすごく努力しているのに友達が出来ない、周囲から孤立してしまう、認めてもらえないなど、人と係わることがへたな人がいる一方で、周囲にうまく溶け込み、自分を発揮することが出来る人もいます。

いったい、この差はどこから来るのでしょう。今回は人間関係のうまくいかない人の4つの特徴を洗い出して、自分を変えるためのヒントにしましょう。

スポンサーリンク


人間関係の悩みは国民的な悩み

人間の3大悩みといえば、健康と人間関係とお金です。確かにこの3つを押さえれば、何も悩む必要がないように思います。その中でも人間関係の悩みは健康に次ぐ普遍的な悩みのテーマでです。

人付き合いが苦手な人の共通の特徴

人間関係について全く悩まないという人はごく少数です。多くの人が大なり小なり人付き合いで悩んだことがあると思います。そしてその中には人付き合いが苦手すぎて深刻な悩みとして生活に支障をきたす場合もあるでしょう。

このような人には人間関係を難しくしている原因が存在します。この共通の原因となっている特徴を確認することにしましょう。多くの人は人間関係で苦しむ原因を自覚していません。自分の問題である原因をしっかりと認識することが自分を変える一歩です。

1.自尊心の低い人は対人関係が苦手

自尊心が高い人は人間関係のあらゆる面で、うまくコミュニケーションをとることが出来る人です。その逆に自尊心の低い人は、人付き合いがすごく苦手な人です。自尊心の低い人は小さなことで簡単に傷ついてしまいます。些細なことで傷つくために人の輪の中に入ること自体に不安や恐怖を覚えます。

そして自己肯定感があまりにもないために、自分は疎外されている、自分が他人から愛されるはずがないと悲観しているのです。このような状態で良い人間関係が築けるはずがないのです

2.甘えられない人は深い付き合いが出来ない

「 甘える 」という行為はわがままな印象がありますよね。でも実際は甘えることができるということは情緒が安定していて、自分の気持ちを気兼ねなく相手に伝えることが出来るということです。

そこには必ず相手に受け入れられるだろうという余裕がうかがえます。このように甘えられた場合、甘えられた方も悪い気はしないので人間関係の距離が縮みます。

甘えられない人は、親子関係などの影響で小さいころから甘えた経験がないので人に甘えることが出来ません。常に相手に対して緊張して気を使ってしまうので、相手も居心地が悪くなるばかりなのでいっこうに距離が縮まりません。

3.自分が嫌いな人は他人を好きになれない

自分のことが嫌いという人は自己を否定してしまっている人です。容姿や性格など自分ではどうにもならないと思っているコンプレックスに支配されて身動きが取れない状態になってしまっています。

自分が嫌いな人は他人も嫌いです。自分の事を持て余している状態なので他人を思いやる感情を持つ余裕がありません。 だから自分が嫌いな人は人と仲良くなれないのです。

自分が好きな人は自分を認めている人です。自分を認める人は、他人も尊重して認めることができます。他人を認めることが出来る人は相手を思いやるので人間関係が深まります。

4.価値観の違いを認められない

人間は人それぞれで、顔も違えば考え方も好きなことも違って当然です。だから趣味や好きな物が同じだとすごく親近感がまして仲良くなることが出来ますよね。好きなアイドルが一緒だったり、アニメが共通の趣味だったりすると話も弾んで意気投合します。

それとは逆に自分の考え方や趣味と全く合わない人を好きになれない人が大半だと思いますね。中には敵意さえ感じる人もいるかもしれません。

しかし、少数派かもしれませんが、お互いの価値観の違いを認めて、考え方や趣味が合わない人に対しても尊敬の気持ちをもって仲良くすることが出来る人もいます。このような人はたくさんの人から信頼されて生きることが出来ます。

価値観の違いを認めることは、個人だけでなく国家や社会全体としても重要なことです。他者と比較して差別することが人類のネガティブな歴史を作ってきたのですから。

スポンサーリンク


まとめ

これまで人間関係に苦しむ人の4つの特徴を紹介してきました。ほかにもまだ幾つも特徴として挙げることが出来るかもしれませんが、私が考える代表的な特徴として上げてみました。

人間関係をよくするには、今回紹介した4つの特徴を認識して、逆パターンで生きていけばよいのですね。とりあえず4つの特徴の逆バージョンを見てみましょう。

<<人間関係に苦しまない方法>>

  1. 自尊心を高く持つ
  2. 人に甘えることができる
  3. 自分を好きなる
  4. 価値観の違いを認める

なるほどという感じですが、そうはいっても実際どうしたもんかと頭を抱えてしまいそうですよね。理屈では分かっても実行が難しいという感じです。

しかし、ご安心くださいこの4つの特徴は、ある1つの特徴のみに絞って考えれば全て解決できるのです。それほど重要なキーワードがあるのです。

自分を好きになることでほとんどが解決出来る

そのキーワードとは「 自分を好きになる 」ことです。 自分を好きになるということは「 あるがままの自分を認める 」ということです。自分を好きでいられるという人は、無条件に自分が好きである必要があります。条件つきの好きでは、条件が変わると嫌いにいなってしまう可能性があります。

例えば、「 お母さんの言う通りにできた自分が好き 」とか「 100点とった自分が好き 」というものです。無条件に自分を好きになれた人は、自尊心が高くなります。また相手のことも無条件に認めることが出来るようになります。そして自分に余裕が生まれるので時には人の甘えることが出来ます。

そして相手を尊重しているので、価値観の違う相手に対して認めることが出来ます。どうでしょうか。無条件に自分を好きになることで、全て解決しますね

無条件に自分を好きになるには、ダメなところも良いところも、好きなところも嫌いなところも全てひっくるめて自分であることを感じましょう。うまくいかない場合は視点を変えましょう。 今、あなたの横にあなたの大好きな友人がいます。その友人は自分の事が好きになれないと悩んでいます。どうしても自分の欠点が許せないのです。

そんな大好きな友人を励ましてみてください。 たぶんあなたはこう言いますよね。
「 僕は君のことが好きだよ。 」 「 君は誠実で思いやりがあり、ユーモアもありとても愛すべき人間だよ。」「 それに君が気にしている欠点は僕にとってはとてもチャーミングに見えるよ。君は今の君のままで思考なんだよ! 」どうでしょう。

大切な友達には心からそういえますよね。
だからお願いです。 あなたの最も大切な人であるあなた自身にそのことを言ってあげてください。

スポンサーリンク

 - 人間関係