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劣等感を克服できないで悩むあなた!【あなたは健全です!】

      2017/04/11

あなたがもし、今、克服できない、耐えきれない強い劣等感に悩まされていたなら、それはあなたがすごく健全な証拠です。全く心配ありません。しかも、あなたは自分のことを劣っていると卑下することもありません。むしろ、あなたは自分の考えているより、ずっと優秀な人に違いありません。今日はそのことが言いたくて記事にしました。

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ほとんどの人が劣等感を持っている

強い劣等感で苦しんでいると、なんで私だけがこんなに劣等感に悩まされなけばならないかと思ったりします。ある人は思い切って友人にそれを告白しました。すると以外にも普段からは劣等感の微塵も感じられないその友人から、実はわたしも同じ劣等感をもっていると逆告白されてびっくりすることがあります。

外見も良くて頭も良くて、明るく元気な人なのに、心のなかで「 なんて私はだめな人なの 」と人知れず考えていたりします。実はほとんどの人が、抱えているのが劣等感なのです。

目的意識があるから劣等感がある

そもそも、健全な人は誰でも劣等感を持っているものです。実は、劣等感は目的意識の対極にあるものです。つまり、あなたが劣等感を抱えているならば、それは本人が自覚している、いないにかかわらずあなたが高い意識の持ち主であることの証明なのです。

つまり、劣等感が強ければ強いほどその裏には強い目的意識と激しい向上心があるということなのです。もしも、目的意識も向上心も全くなかったら、劣等感は存在しえないでしょう。

ひとは、いい悪いにかかわらず他人と比較してしまいます。そして劣等感が生まれます。そして劣等感を克服するために努力します。しかし、どんなに頑張っても上には上がいます。だからいつまでたっても目標がなくなることはありません。

つまり劣等感も永遠になくなりません。しかし、劣等感はあくまでもその人の主観的なもので、実在するものではありません。そもそも能力で人に優劣をつけるのは間違っています。劣等感は恥ずべきものではないのです。

劣等感は成功のためのエネルギー

劣等感が強い目的意識の表れであることは、世間の成功者の多くの人が、劣等感をエネルギーに変えて成功を果たしたという事実でも分かります。

教科書で習うような天才や偉人たち、例えばルネサンスの天才レオナルド・ダビンチや万有引力を発見したニュートン、ミケランジェロなど数えあげたらきりがありません。また企業家や芸能人などあらゆる分野の成功者がこの劣等感をエネルギーん変換していました。

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成功者が劣等感をエネルギーに変える、その考え方とは

同じ劣等感を持っていも成功する人と、成功しない人がいるの何故なのでしょう。そのカギは劣等感をうまく自分の中で利用できるかどうかにかかっています。成功者は劣等感を自分の夢や目標のためのエネルギーに変換できました。

しかし、成功できない人は、劣等感をエネルギーに変換することが出来なかったのです。その失敗は劣等感をどう考えるか(意味づけ)に失敗していたのです。

そもそも劣等感には目的意識が内在していますが、成功者はそれを具体的な目標(実行プラン)まで昇華させて、劣等感のエネルギーを全て行動のモチベーションに変えているのです。

<劣等感を成功に導く考え方とダメな考え方>

成功者:『強い劣等感』―>【やりたいことが出来た!】―>『実行する』―>☆成功する
失敗者:『強い劣等感』―>【自分はダメな人間だ!】―>『何もしない』―>何もない

そうなんです。劣等感は目的を遂行するための大切なガソリンなのです。ネガティブな感情として無駄なエネルギーの消費されないように考え方を変えましょう。

劣等感が湧いてきたら。。。。。
「 なんて、私は向上心が強いのでしょう! 尊敬しちゃうな! 」
「 成長できる願ってもないチャンスだ! 」
「 よし、具体的な行動目標を作ろう 」
「 あとは、実行するのみだ!」
「 絶対! 成功してやる」

こんなふうに考えられたら、最高ですね。

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