他者の成功を妬む人ほど、自分では何もしない人であり_幸福になれない
アドラー心理学で幸せになる唯一の方法は「共同体感覚」を持つことだと言っています。共同体感覚とは、「他者に対する貢献」です。
社会的な動物である人間は利己的な生き方をすれば、いずれは自滅する運命にあります。他者への貢献、他者への愛があってこそ、自分の幸福があるのです。そしてこれに逆行するように他者の成功を妬む人は、幸福なることはできません。
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他者の成功を妬む人は、一歩も前に進めない!
ある種の人たちは、
疲れ果てるまで
他者の成功を妬む。
しかし、自分では
何も始めないのだ。
ーー アドラーの言葉(妬む人たち)--
疲れ果てるまで
他者の成功を妬む。
しかし、自分では
何も始めないのだ。
ーー アドラーの言葉(妬む人たち)--
「ある種の人たち」とは犯罪者、自殺者、神経症患者、アルコール中毒者などを指しています。しかし、私たち一般人でも「他者の成功への嫉妬」は程度の差こそあれ、その感情から逃れられない状況にあります。
しかし、アドラー心理学では他者への嫉妬を戒めて、他者の幸福を願っていくことを奨励しています。余談ですがこの哲学・宗教よりの考えがアドラー心理学の特徴でもあります。
よく成功した人に対して素直に褒めたたえようとはせず、「あいつは親が金持ちだからできたんだ」とか、なんくせをつける人がいますが、このような嫉妬は醜いものですよね。
そして、こういう人に限って自分では何もしないで、一歩も前に進めないでいるのです。
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