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もう疲れた?でも人生を困難にしているのはあなた自身だ!

      2017/04/11

人生は四苦八苦といいますが、誰しも自分に困難な問題が立ちはだかると、「 なんで私だけがこんなに苦しまなけらばならないのだろうか? 」と考えてしまいます。しかし、アドラー心理学では、それは全てあなた自身がわざわざ苦しみを選択しているのだと言います。

今回は「 人生の困難や苦しみは、すべて自分が決めている 」というセンセーショナルなアドラー心理学のお話です。すごく手厳しい理論ですが、実は私たちにパワフルな希望をくれる理論でもあるのです。

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あなた自身が人生を困難にしている

多くの人の犯している過ちは、現在の自分の苦しく困難な現状を過去の体験や記憶など、自分以外の原因と考えてしまうことです。例えばそれは家庭環境のせいとか、学校のせい、友人のせいとか、はたまた遺伝的なものとか。

フロイトが提唱したトラウマ理論でも、「 精神的な問題や疾患は過去のつらい体験の記憶がもとになっている。 」としています。このようにアドラー心理学以前の心理学では問題の原因は過去にあるというのが定説です。

しかし、アドラーは問題の原因は過去にはない、ましてやトラウマなど存在しないとはっきり断言しています。これはほんとに衝撃的な発言です。天動説の時代に地動説を唱えたコペルニクスのようなものです。

そしてアドラーは言います。現在の状況は、「 あなた自身が自分の目標のためにあなた自身の手で作っているのだ 」と。簡単に言うと全て現在の自分の責任で、それ以外に責任を転嫁するなということです。この考えは、アドラー心理学の基本である「 目的論 」に基づくものです。それまでフロイトの提唱していた「 原因論 」と比較して確認してみましょう。

アドラー心理学の目的論とフロイトの原因論

<フロイトの原因論とは>

フロイトの原因論は、人間の持つあらゆる感情や行動は全てその人の過去の体験が原因であるという考え方です。そのため過去の原因の追究に目を向けます。

<☆アドラーの目的論とは>

アドラーの目的論は、人間の持つあらゆる感情や行動は全てその人の目的を達成するために発動するものであるという考え方です。これは正しい目標を決めて、それに向けて現在を生きるということです。

少し意地悪な言い方をすれば、原因論は「 後ろに目をつけて、過去を見ながら生きる 」と言う感じでしょうか。それにた対してアドラーの目的論は、「 前に目を向けて未来(目標)をしっかり見て、現在を生きる 」という感じです。

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人生はシンプルに生きられる

アドラーの「 目的論 」はとてもシンプルで、元気の出る生き方です。だってすごいでしょう? 私たちはもうつらい過去や記憶に囚われる必要はないのです。それは間違いなのですから。

今での自分とはさよならしましょう。なぜなら私たちの未来(理想と目標)は過去の自分には何ら関係ないのです。全ては未来に向かって、今、何をすべきかにかかっているのです。その行動だけが未来を作るのです。

すごい勇気が湧きませんか? モチベーションが高まりませんか? 記事を書いている私の今がワクワクドキドキが止まりません。みなさん、人生はアドラーの「 目的論 」で生きましょう。 いつからですか? いまでしょ!

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 - アドラー心理学